リフォーム 施工前
笠木のカラー鉄板が無くなっています。腐食が進み、風で飛ばされたようです。下地も若干古くなっていますが、釘は良く効きます。釘の止め直しをしてこの下地のままで進めます。合板と違って年数が経っても、湿気があっても、多少変形はしますが耐えています。やはり無垢材が良いんですね。
まずアスファルトフェルトを敷きます。カラーガルバリウム鋼板で加工した笠木を被せます。
継ぎ目はコーキングを塗布します。
傾斜の強い屋根上での作業は安全第一で。
三条市の市街地ですが屋根上は風当たりがよく台風などで飛ばされないように要所は50mmのスクリュウ釘で固定しました。 屋根上の工事で一番大切なことは大雨、大風をイメージして施工をすることです。
大雨でも一滴も漏らさず、大風でもビクともしない工事を売りにしています。
今回はパラペットの笠木だけ修理しましたが屋根・外壁全体の点検修理もお勧めします。雨が漏ると柱や梁などの構造材も傷んでしまいます。早めのメンテナンスをお勧めします。
修理の方法は何通りも考えられます。必要最小限の工事から下地や関連個所をすっかり取り替えてしまう工事までお客様のお考え、お予算に応じて対応させていただきます。
エンバン