最近、ニュースで新卒の就職難を耳にしたり、ハローワークの職員さんが会社を廻って求人をお願いして回ったりしているのを見ると本当に身近にこの不景気を感じます。私達の建築業界に於いても過度な価格競争、下請けイジメなどで今までの信頼関係も一部崩壊しつつあります。この変化はいつの間にかストレスの多い社会になっていて、テレビでは家族間での殺人事件も最近何度か報道されているようです。
一昔前までは日本人のほとんどが中流意識だったように記憶していますが、気がついたら大多数が貧乏人で本当に食えない人も多くなったのではないでしょうか。
リストラや倒産で職を失ったらなかなか次の仕事は見つかりません。
製造業が中国に安い労働力を求め進出し始めたころ既に今日のようになるのはある程度予測できたはずですが、日本全体がどうなるかより個々の会社が競争に勝ち、生き残ることだけ考えていたのでしょう。
日本のある食品を作っている会社の社員が給料が少ないのでスーパーで買い物をするとき自社の製品を買わないで安い中国製を買っているという話がありましたがこれも同じような話です。
業者は中国で作ったり輸入したりした方が安いので中国を選び、消費者は中国製が安いから中国製を選ぶ。
これで仕事が無いと嘆いてもしょうがない。
これ以上日本から工場がどんどん消えていって、気がついたら中華人民共和国日本省になっているかも知れません。
新潟県三条市リフォーム専門店遠藤組 就職難 |
2010年09月23日 16:45
今日は組合の総会 |
2010年01月20日 12:18
今日は午後から三条板金工業組合の総会・懇親会があります。毎年だいたい総会のある日は晴天になることが多く、冬場のお天気は貴重なので「もったいないな〜」と言う声をよく聞きます。普段から現場に出ない親方は楽々とお酒を飲めますが現役で現場に出ている事業主は「稼げば手間が付く(収入がある)のにもったいないな〜」と思っているでしょう。異業種の人から見ればせこいと思われるかも知れませんが板金職人は一日頑張って屋根や外壁を貼りつけて「何坪貼ったから今日はいくら稼いだ」と毎日汗水たらして働き生計を立てています。基本的にこのような職人感覚でやっている事業所が多いようです。今現在、仕事(工事)は減りましたが職人の数はあまり減っていないように思います。板金工事も低価格化の傾向にあり経費の出ない工事金額で請け負わざる得ない場合も多くなりました。施工スピードを追求すればまだまだ低価格に対応出来るでしょうが若くて腕も良い職人以外は生き残れないでしょう。弊社は単に価格競争で生き残るつもりはありません。。。適正価格でお客様に価値を感じて頂けるサービス、技術、信頼で勝ち抜いていきたいと思っています。